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甘いお酒と辛いお酒(あまいおさけとからいおさけ)・・・ 日本酒度が、+(プラス)で数字が大きいほど辛口、−(マイナス)で数字が大きいほど甘口になります。アルコール分や酸度、個人差(好みなど)などもありますので、あくまでも目安として下さい。 |
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インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)・・・ 1984年に創設され、25年以上の歴史を持ち世界35ケ国から9000銘柄ものワインが集まる世界最大規模の ワインの品評会で毎年ロンドンで開催されています。
2007年より日本酒「SAKE部門」が創設され、純米酒の部、純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部、本醸造酒の部、吟醸酒・大吟醸酒の部、古酒の部の5部門で審査されています。 |
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温度帯・・・ 商品ごとのページにはおいしく召し上がっていただくためのおすすめの温度帯を表示しています。
表示例
・オン・ザ・ロックで 0〜5℃ ○…おすすめします
・冷やして 0〜10℃ ◎…もっともおすすめします
・常温で 常温 △…あまりおすすめしません
・人肌燗で 35〜40℃ ×…おすすめしません
・熱い燗で 45〜50℃ ×…おすすめしません
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掛米(かけまい)・・・ 酒母やもろみに加えるお米のこと。 |
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原酒(げんしゅ)・・・ 搾ってから加水をしていないお酒。アルコール分が高く味の濃いお酒が多いです。当社の商品では、「東魁原酒 八犬伝(アルコール分19度)」などになります。 |
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麹米(こうじまい)・・・ 麹造りに使用するお米のこと。 |
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五百万石(ごひゃくまんごく)・・・ 五百万石は昭和三十二年、新潟県農業試験場において育成された酒米で、現在山田錦についで全国で二番目に作付面積の大きい品種になります。名前の由来は、新潟県の米生産量が五百万石を突破を記念して名付けられたそうです。
酒米の条件には一般的に、粒が大きい、心白が鮮明に中央にある、タンパク質や脂肪の含量が低い、などが求められますが、五百万石はそれらを満たす酒米として有名です。
酒質としてはすっきりとした淡麗なタイプになると言われています。
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酸度(さんど)・・・ 酸の量を示した指標。酸度が高いと味が濃く感じられ、甘さが隠されるためより辛口に感じられます。当社の商品では、低いものは「東魁盛 大吟醸」などが1.2、高いもので「純米吟醸 ソムリエ」が2.2になっています。 |
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純米酒(じゅんまいしゅ)・・・ 原材料として、お米と米麹だけで造るお酒です。純米大吟醸も純米吟醸も、「純米」と付いていますからお米と米麹だけで造っています。
当社の商品では、「東魁 純米酒」、「純米吟醸 きみさらず」、「純米吟醸 ソムリエ」、「純米大吟醸 紫紺」などになります。
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消費期限(しょうひきげん)・・・ 食品衛生法では、日本酒の消費期限に関して、省略可能と定めていますが、当社では消費期限を次のようにご案内しています。
●「生酒(酵母や酵素が活性している状態で酒質が変わりやすい)」の場合、冷暗所保存および未開栓の場合でも約1ヶ月と短めになります。
●「火入れ済み・瓶火入れ済み(60〜65度に加熱することで殺菌および酵母や酵素の不活性化を行う)」の場合、冷暗所保存および未開栓の場合で約6ヶ月。
開栓後は、お酒が空気に触れて酸化し、酒質が落ちていきますので、「生酒」・「火入れ済み」関係なく冷暗所(15℃以下で日光の当たらない場所、ご家庭の冷蔵庫が最適です)に保管していただき、出来るだけ早く召し上がっていただくことをおすすめしています。 |
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酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)・・・ 日本酒造りに適した性質をもつ酒造専用米品種の総称です。ごはんで食べる米よりも粒が大きくて心白(お米の中心部が白く不透明に見える部分)があるものが多いです。弊社では山田錦、五百万石などを使用しています。 |
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醸造アルコール(じょうぞうあるこーる)・・・ サトウキビの糖蜜や穀類を醗酵、蒸留してつくられます。日本酒の香味を調整する為に使われます。 |
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精米歩合(せいまいぶあい)・・・ 精米の課程でお米をどれだけ精米したかを玄米の重量に対する白米重量の割合で示す数字です。特定名称の中でも示しましたが、大吟醸では50%以下、吟醸酒では60%以下、本醸造では70%以下になります。
たとえば、精米歩合35%ですと、玄米100Kgを精米して35Kgの白米にし、それを仕込みに使用したものになります。
精米することで、酒造に有益な部分のみ(お米の表層にある脂質、余分なタンパク質を取り除きます)を使うことで、キレイで、香り高いお酒を造ることが出来ます。 |
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全国新酒鑑評会(ぜんこくしんしゅかんぴょうかい)・・・ 独立行政法人酒類総合研究所(広島県東広島市)主催による「全国新酒鑑評会」は、その年に製造された清酒を全国的な規模で調査・研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に寄与することを目的としており、現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会。
明治44年の第1回開催以来、今年(平成24年/2012年)で通算100回目を迎えています。
この鑑評会での「金賞」受賞は、最も権威あるものとして酒造業界では認められており、当蔵では、平成5年、6年、8年、13年、21年、22年、24年、25年と通算8度目の「金賞」を受賞しました。 |
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特定名称(とくていめいしょうしゅ)・・・ よく耳にする大吟醸、吟醸、純米、純米大吟醸、本醸造などの名称のことです。国税庁が告示している「清酒の製法品質表示基準」に準じているものは特定名称(表参照)として表示できます。この特定名称に該当しないお酒は、各メーカが独自に格付け名称を付けていて、当社では「普通酒」と呼んでいます。 |
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特定名称とその要件(抜粋)
※その他に、麹米の使用割合、香味等の要件など
細かく要件が規定されています。
※原料米は農産物検定法で3等以上に格付けされたもの。
※醸造用アルコールの使用量は白米の量の10%以下
に制限されています。
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生酒(なまざけ・なましゅ)・・・ 清酒は通常出荷までに2回加熱殺菌(火入れ/ひいれ)を行いますが、この火入れを一度も行っていないものを「生酒」といいます。
当社の商品では、「しぼりたて」などになります。例年11月上旬から翌年2月末位(気候などにより変わります)での期間限定・数量限定で販売致しております。フレッシュな味わいをぜひお試し下さい。 「生酒(酵母や酵素が活性している状態で酒質が変わりやすいため)」は、お早めに消費くださることをお勧めいたします。
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南部杜氏自醸清酒鑑評会(なんぶとうじじじょせいしゅかんぴょうかい)・・・ 1911(明治44)年に始まり、戦時中などに一時中断もありましたが、103年の歴史を誇る鑑評会。越後、丹波とともに「日本三大杜氏」と称される南部杜氏、その南部杜氏が手掛けた新酒の出来栄えを吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒の3部門で競われます。審査は1審から始まり、決審まで4度にわたって行われます。第78回において第1位、これまでに通算28回優等賞を受賞しています。 |
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日本酒度(にほんしゅど)・・・ 日本酒の糖分を簡便に示した尺度、いわゆる甘辛口を示したものです。+(プラス)で数字が大きいほど辛口、−(マイナス)で数字が大きいほど甘口になります。実際には、アルコール分や酸度、個人差(好みなど)などもありますので、あくまでも目安として下さい。 |
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冷やおろし(ひやおろし)・・・ 寒中に仕込んだ酒を貯蔵し、秋になって味が整ったころを冷やのまま出荷したことからこのようにいわれるようになりました。
当社の商品では、「東魁原酒 八犬伝ひやおろし」になります。期間本数限定での販売です。 |
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ふさおとめ・・・ 東北の「ひとめぼれ(東北143号)」と北陸の「はなえちぜん(越南146号)」を掛け合わせて千葉県農業試験業にて開発されたお米です。
千葉県内のスーパーでは、飯米として販売されていて、粘りは控えめ、あっさりとした食味です。平成9年に一般公募した名称の中から「ふさおとめ」と命名されました。キャラクターの「ふさおとめちゃん」も人気です。 |
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保存方法(ほぞんほうほう)・・・ 開栓・未開栓に関わらず、冷暗所(15℃以下で日光の当たらない場所)で保管することをおすすめします。ご家庭の冷蔵庫での保存が最適です。 |
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桃色酵母(ももいろこうぼ)・・・ アデニン性要求酵母。酵母が発酵するときに赤色色素を生成する珍しい酵母。
当社の商品では、「東魁盛 恋心 ROSE」になります。 |